ご香典は、お亡くなりになった方に生前お世話になった方やご友人が、お返しができなかった恩や感謝をせめて最後に少しでも返したいという思いから持ってきてくださるものです。
そのお気持ちは無下にするものではありません。
香典を受け取ればお返しをしなければなりません。
それが面倒だ、手間だという事であったり、中にはご会葬の皆様にご負担を掛けたくないという思いから昨今、ご香典を受け取らない葬儀も増えています。
でも、ご香典の本当の意味は人間関係の引継ぎなのです。
ご香典を受け取ったご遺族がご香典のお返しをきちんとすることで、お亡くなりになった方の人間関係のバトンを引き継いでいけるのです。
一番いいのは面倒でも「忌(四十九日)」が明けてから、お返しを直接持ってうかがう事。
直接お顔を見てお礼を申し上げることで、人間関係はさらにきちんと引き継がれます。
香典返しは故人様が遺してくれた「ご縁」を引き継ぐ喪主様の最初のお仕事なのです。
人は誰も人との関係なしでは生きていけません。
お亡くなりになった方が結んでくれる新たな人間関係。
これは、お金では買う事の出来ない最大の遺産ではないでしょうか?
ご香典を受け取らないと後日こんなことが・・・
ご香典を受け取らないでお葬儀をした場合によくあるのが、お通夜(通夜式)やお葬儀で受け取っていただけなかったご香典を後日「ご霊前」としてお菓子や果物と一緒にご自宅に届けられてしまうパターンです。
そのためにご遺族が予期せぬ対応に追われ、かえって疲れてしまうことがよくあります。
また、お菓子や果物で持ってこられてしまうと、お返しの金額が解りません。そこでさらに考えなければならないことや手間が増えてしまいます。
御商売やお仕事で人間関係のお付き合いが多い故人様であった場合、このような出来事はけして珍しくはありません。ご香典の事については事前によく考えてから決めてください。
�� 故人様の親戚や知人の皆様へのお知らせの遅れ
�� 故人様や自分たち家族にとって本当に納得できる葬儀であったかどうかという事後の反省
�� ただあわただしい中で葬儀が終わってしまい、送ってあげたという実感が湧かない
�� 故人様との絆の確認ができなかった(遺してくれた様々なものを見ながら思う)
�� 一般の方への連絡・対応(香典など)
![]()
先ずしっかりと葬儀というものはどういうものなのかという知識を付け、事前に信頼できる葬儀社としっかりと話し合って見積もりを作ることが大切です。
葬儀の希望をこのノートのようなものを使ってしっかりと書面にして残しておくことと同時に、家族に伝えておくことで、いざという時も遺されたご家族はお別れの儀式で後悔することなく、充足感の得られるお葬儀が出来ます。
何事もそうですが、事前に準備しておいてあげることが大切なのです。
■以下のコンテンツをお読みいただくといざという時にお役にたちます。









